部門乳腺センター
更新日:今日の乳がん診療の発展と進化には我々乳腺専門医も驚くほどのものがあります。同じ乳がんでも性質によって治療の内容が大きく異なり十人十色といってもいいくらいです。特に薬物治療の適応拡大、遺伝子に基づく診断と治療、予防的治療の導入など枚挙にいとまがありません。一方、患者さんの人生の中での乳がん診療の位置づけも様々な対応があるべきと思います。こうした広い視野に立っての上質な乳がん診療を市民の皆様や地域の先生方と協力しながらこの堺の地で発展させていきたいと願っております。
乳腺センター長
神垣 俊二
対応疾患
乳がん | 診断{乳がんに関連した遺伝子の診断を含む) 手術 薬物治療 放射線治療 |
乳腺良性疾患 | 良性腫瘍の診断と治療 |
特色・強み
ガイドラインに準拠した個別標準治療
乳がんに関連した遺伝子の診断と必要な治療{遺伝子パネルなど)
主な手術・検査・設備等
乳腺部分切除術
胸筋温存乳房切除術
乳腺全切除術
センチネルリンパ節生検術
乳房再建術
抗癌剤治療
ホルモン治療
分子標的約治療
免疫チェックポイント阻害薬治療
放射線治療
実績
2018年度 | 2019年度 | |
乳がん【手術】 | 156件 | 160件 |
乳腺良性疾患【手術】 | 22件 | 25件 |
地域の医療関係者の方へ
地域完結型の上質な乳がん診療の展開には先生方との連携が不可欠と考えております。今後ともどうかよろしく御指導御鞭撻いただけましたら幸いです。
地域の患者さんへ
私たちと患者さんの平等で正直なコミュニケーションが大切と考えています。医学の進歩とともにその限界も情報共有しながら歩んでいきたいです。