診療科呼吸器外科
更新日:堺市立総合医療センター呼吸器外科では、当院での診断治療が、呼吸器を患う全ての患者さんにとって「最良の選択」となることを診療目標に、日々研鑽を積み努力しています。そのために(1)「総合医療センター」としての特性をいかして、全ての診療科との連携のもとで高度で安全な医療を提供し、(2)医師・看護師のみならず、薬剤科、臨床工学科、リハビリテーション科、歯科、栄養科、事務職まで、病院内の枠を超えた「チーム医療」を実践することで、患者さんの視点に立った『やさしい医療』を実現したいと考えています。
※平成26年8月地域がん診療連携拠点病院(厚生労働省)に指定されました。
呼吸器外科部長
池田 直樹
対応疾患
・肺がん
・気胸、気腫性肺疾患
・膿胸、感染性肺疾患
・縦隔腫瘍
特色・強み
1.呼吸器を患うすべての患者さんに最良の選択を提供します
大阪南部における「呼吸器センター」として、肺がんだけでなく気胸・肺気腫、膿胸・肺感染症、縦隔腫瘍、胸膜中皮腫など、様々な呼吸器疾患のあらゆるの病態に対応できるように、呼吸器内科、放射線科、病理診断科の各医師とカンファレンスを行って、診断や治療の方針と予想される結果を十分に吟味して、それぞれの患者さんに最もふさわしい医療を提供するよう心がけています。特に肺がんに関しては、地域がん診療連携拠点病院として指定を受け、がん患者さんに必要な高度専門医療を提供しています。
2.各診療科との綿密な連携のもとに安全で積極的な医療を提供します
総合病院としての機能をいかして、呼吸器以外にも持病のある患者さんにおいても、安全に医療を受けていただけるように、循環器科、消化器科をはじめとする各診療科と綿密に連携をしています。持病や併存症があるために、どのような医療を選択するか判断がむずかしい場合であっても、各臓器のスペシャリストと病態について深く検討し、安全で積極的な医療を提供しています。
3.チーム医療の充実によりやさしい医療を提供します
医師・看護師のみならず、薬剤科、臨床工学科、リハビリテーション技術科(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、歯科・歯科衛生士、栄養科、地域医療連携室、事務職まで、病院内の全ての職種が枠を超えた「チーム医療」のもとに、患者さんの視点に立ったやさしい医療を実践しています。
主な手術・検査・設備等
疾患における胸腔鏡手術
呼吸器インターベンション
気道狭窄に対する気道ステント
難治性肺瘻に対する気管支塞栓術
びまん性肺疾患診断のための肺生検