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専門外来気管支喘息外来(COPD)

更新日:

咳が続く、痰が多い、あるいは息苦しいなど、呼吸に関係した症状の原因として多い病気が気管支喘息とCOPDです。

このうち喘息は、罹患している方がすでに診断を受けている場合も多いですし、定期的に受診して治療を受けておられるかもしれません。しかし、本当に喘息をうまくコントロールできているでしょうか。「夜に時々息苦しくなったりしても仕方がない。」「ちょっとくらいしんどくなっても、我慢したら落ち着いてくるから大丈夫。」などと思って過ごしている方はおられないでしょうか?

喘息は、残念ながら医学的には完治させることが未だ極めて困難ですが、ほとんどの方は治療を適切にすれば発作を起こすことなく、運動も全く普通にできるようにコントロールすることが可能になってきています。喘息であることを忘れられるくらい発作がなくなるようにするために私たち専門医の診療を受けてください。

一方、COPDとは、その名前を聞き慣れない方がまだおられると思います。COPDとはChronic Obstructive Pulmonary Disease(慢性閉塞性肺疾患)の略語ですが、世界的にCOPDという病名を使うことになってきました。このなかに含まれる状態として肺気腫や慢性気管支炎があります。喘息との大きな違いは、同じ息切れでも、じっとしているときはなんともないが、「歩くとちょっとしんどい。」とくに「階段ではすぐに息切れして、休憩しながらでないと上れない。」というような運動時の息切れで始まることが特徴です。ごく一部の方をのぞけばほとんどはタバコが原因です。放置すれば、呼吸不全から死につながる病気ですが、適切な検査を行い診断の元に治療を開始すれば、症状改善や活動範囲の拡大が得られます。

長期的な治療が必要な場合が多く、呼吸機能検査や呼吸リハビリテーションなどが重要になるため、私たち専門医の診療を受けてください。

対応疾患

  • 気管支喘息
  • COPD

特色・強み

最新式で高性能の呼吸機能検査装置を導入し、質の高い評価を行っています。

診断に必要な検査の一つに呼吸機能検査があります。当院では、最新式で高性能の呼吸機能検査装置を導入し、質の高い評価を行っています。また、呼吸努力を要さないで気道抵抗を測定できる特別な装置も備えており、診断の難しい軽症の喘息や特殊な気道病変の合併例の評価も行えます。吸入療法をいかに適切に行うかが、これらの疾患の非常に重要な点となります。そのために、経験のある看護師・薬剤師による指導を行います。

担当医師・スタッフ

  • 呼吸器内科各スタッフ

施設認定

  • 日本呼吸器学会教育認定施設
  • 日本アレルギー学会教育認定施設

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