2022年7月11日
患者さん向け
医療関係者向け
地域の皆様向け
腎盂尿管がんに対するロボット支援手術(ロボット支援腹腔鏡下腎尿管全摘除術)を開始しました
腎盂尿管がんに対する標準術式は腎尿管全摘除術です。腎盂尿管がんは多発・再発する特徴をもつため、病側の腎臓から尿管、膀胱内の尿管口までをすべて摘出する必要があります。
これまでの標準術式である腹腔鏡手術と比較して、ロボット支援手術は入院期間が短く、合併症の起こる確率も低いと報告されています。そこで、腎盂尿管がんに対して、より一層低侵襲かつ安全性の高い手術を目指し、腹腔鏡手術にかわり令和4年6月からロボット支援腹腔鏡下腎尿管全摘除術を施行しております。
ロボット支援腹腔鏡下腎尿管全摘除術の特徴
- 側臥位で施行
- 腹部に5~6本の内視鏡用トロッカーを留置
- 腹部に約5~6cmの腎臓を摘出する創(きず)が必要
- 令和4年4月より保険適用