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2022年5月18日
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レーザーを用いた尿路結石治療を開始しました

当院では、尿路結石治療に有効な機器(ホルミウムレーザー、軟性尿管鏡、細径腎盂鏡)を2022年4月より新たに導入しました。
尿路結石(腎・尿管)の治療には、従来の体外衝撃波で破砕する方法(ESWL)と今回導入した機器を用いて破砕する方法(TUL)があります。

【ESWL:体外衝撃波結石破砕術】

ESWLは、レントゲンで結石に焦点を合わせて衝撃波を当て、結石を破砕します。日帰り手術という長所がありますが、複数日かかり、砕いた結石の破片が自然排出されるのを待つ必要があります。

【TUL:経尿道的尿路結石破砕術】

TULは、2010年以降に尿路結石症の主たる手術として適応が広がり、2021年度には日本国内で約4万5千件が施行されており、これはESWLの2倍以上の件数になります。
下半身麻酔または全身麻酔後に尿管鏡を挿入し、直接結石を観察しながら、レーザーを用いて結石を破砕します。直接観察することで、安全かつ確実に砕石することが可能となり、新しい細径内視鏡は尿道から腎臓まで容易に到達できます。また、破砕片をバスケットカテーテルで体外へ除去することも可能で、効率よく結石を除去できます。
当院では、治療適応の患者さんに、術前日入院の3泊4日でTULを行っております。

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