専門外来ピロリ菌外来
更新日:ピロリ菌除菌は保険診療で治療できる時代となっています。
Helicobacter pylori(以下ピロリ菌)を治療すること(除菌といいます)により胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発が予防されること、さらには胃がんの発生が抑えられることが明らかにされ、ピロリ菌除菌は保険診療で治療できる時代となっています。
一方、ピロリ菌除菌の普及とともに除菌不成功となる患者さんの存在が問題となっており、保険適応となる2回目の除菌(二次除菌)が不成功となると、その後の対応は施設によってまちまちなのが現状です。当センターのピロリ菌外来は、二次除菌が不成功となった患者さんや薬(主にペニシリン)のアレルギーのためこれまで除菌が受けられなかった患者さんを対象にピロリ菌の治療を行うことを目的に開設されました。
対象者
- ヘリコバクター感染症のうち、保険診療で行われる二次除菌まで受けても不成功となった患者さん
- ペニシリンアレルギーのため除菌が受けられなかった患者さん
特色・強み
二次除菌まで不成功であった患者さんには、改めて上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を行いピロリ菌に対する薬剤の感受性試験を行います。その上で患者さんにあった薬剤で三次除菌を行い除菌率を高める工夫をしています。ペニシリンアレルギーのためこれまで除菌が行えなかった患者さんには、ペニシリンを含まない薬剤で治療を行います。保険外診療となるため、全額自費となります。
受診方法
受診には予約が必要となりますので、事前に患者支援センターまでご連絡ください。
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診療日 | 毎週金曜日午後 |
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申し込み先 | 患者支援センター |
電話番号 | 072-272-9900 |
Fax番号 | 0120-002-099 |
担当医師・スタッフ
- 北村 信次(消化器内科)