3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)検診のご案内
当院では、3Dマンモグラフィと呼ばれるトモシンセシス撮影が可能な機器を導入しております。
トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)とは
従来のマンモグラフィ(2D)と同じ圧迫による撮影で、さまざまな角度から撮影することにより、よりこまやかな画像を提供できる撮影方法です。
マンモグラフィでは正常な乳腺も、しこりも白く写るため、従来のマンモグラフィ(2D)では正常な乳腺としこりが重なってしまい、しこりがわかりづらいことがあります。トモシンセシスでは角度を変えながら撮影することで、組織の重なりがなく、しこりがわかりやすい画像が得られます。そのため、乳腺の多い不均一高濃度や高濃度乳腺(デンスブレスト)の方でも診断がしやすくなります。
画像提供:シーメンスヘルスケア株式会社
トモシンセシスの撮影方法
従来のマンモグラフィと同じように乳房を挟んで撮影します。装置の上部のみが回転し、およそ25秒ほどかけて撮影します。
この間、息を止めることはありません。
人間ドック(オプション)で撮影する場合は、従来のマンモグラフィ撮影に続いてトモシンセシス撮影をすることで、1回の圧迫で両方の撮影を行います。
被ばくについて
日本人の平均的な厚さ(4cm)の乳房で、従来のマンモグラフィ(2D)とトモシンセシス(3D)を両方撮影しても、ガイドラインで定められた放射線量以内です。
受検について
当院では、すべてのマンモグラフィ撮影を女性の放射線技師が撮影します。
受検を希望される方は、「人間ドック・検(健)診」ページをご覧の上、お問い合わせください。
《お問い合わせ先》
TEL 072-272-9959
受付時間 平日9:30〜16:30(土・日・祝日・年末年始を除く)