2022年6月15日
地域の皆様向け
整形外科の細澤 幸輝が「第60回大阪骨折研究会 最優秀演題賞」を受賞しました
第60回大阪骨折研究会において、当院の整形外科の後期研修医 細澤 幸輝が最優秀演題賞を受賞しました。
<細澤医師からのコメント>
受賞演題は「大腿骨転子部骨折のTelescoping量の経時的変化」です。
高齢者の主たる骨折の一つの大腿骨転子部骨折の成績に影響を与える因子として、Lag screwのTelescopingが報告されています。10mm以上Telescopingすると骨折部の転移やLag screw がcut outする症例が増えます。このTelescoping量を手術後1週間の値から予測できれば、術後早期に成績不良例を抽出可能です。結果は術後1週間で6mm以上の症例となりました。
こうした研究の独自性が認められ、今回の受賞につながりました。今回の受賞を励みに、堺の医療に貢献できるよう、一層努力していきたく思っております。今後ともよろしくお願いします。
【(左)整形外科:細澤 幸輝、(右)院長:大里 浩樹】