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チーム医療褥瘡ケアチーム

更新日:

褥瘡(じょくそう)とは、一般的に「床ずれ」と呼ばれるものです。

寝たきりで痩せの強い方や、高齢で非常に皮膚の弱い方などが、長い時間同じ姿勢で寝ているとお尻や腰まわりなどに、床ずれができてしまいます。褥瘡ケアチームは、このような床ずれができそうな方やすでにできてしまっている方に対し、医師・看護師・管理栄養士・理学療法士など多職種のメンバーで褥瘡ケアラウンドを行い、それぞれの専門性を活かしながら床ずれの予防や治療に当たっています。

特色・強み

入院時から褥瘡発生リスクを把握し、早期の予防対策に取り組んでいます。

褥瘡に関するデータをもとに、マットレスの整備やリハビリテーション科のセラピストと協働して、個別の体位や移動などを提案し、予防に取り組んでいます。また、栄養サポートチームとも連携し、褥瘡の状態に合わせた栄養サポートも考慮できる体制を整えています。

昨年度の取り組みでは、下痢を伴う褥瘡発生の低下を目指し、排便コントロール以外に早期の軟膏処置による予防対策に取り組みました。その結果、昨年度の3割まで減少することができました。また、当院では創傷にかかる特定行為看護師の活動を通じて、長期に及ぶ褥瘡の治療が安心して受けることができるよう、地域の病院と連携し治療に臨んでいます。

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