生活習慣病予防事業
更新日:この事業は、壮年期の方、いわゆる仕事や子育て、親の介護等で自らの健康に関心を向けることが難しいと言われている世代を対象に、メタボリックシンドロームの改善と、筋力の低下予防・維持を目的にした出張健康教室等の取り組みです。健康な人を対象にしていますので、まずはご自身の体や健康に関心を持ってもらうように、筋力や体脂肪量の測定、野菜摂取量等をチェックし体への興味が沸くように工夫し、参加者の方が食事・運動行動が続けられるように、看護師、理学療法士、管理栄養士が定期的にメール支援や健康新聞の配信等をおこないます。
またこの事業は、大学や民間企業との共同で取り組んでおり、取り組みの効果は採血データや野菜摂取量、筋肉量の変化、またどれくらい行動が変化したかを経年的に研究していきます。
今後は、この事業に取り組む中で、参加された人が自らの体に関心を向け将来の疾病予防を目的とした行動変容に繋がるアプローチ方法が明らかになれば、より多くの人を対象とした健康推進への働きかけを、行政および地域医療機関や団体と積極的に連携協力し、堺市民全ての健康維持・健康寿命の延伸を目指します。
取り組み事例
堺市上下水道局に勤務している壮年期の方を対象に、メタボリックシンドロームの改善と、筋力の低下予防・維持を目的に、出張健康教室等の取り組みをおこなっています。
今回の事業は、関西大学人間健康学部、カゴメ株式会社健康事業部、エーテンラボ株式会社との共同事業です。