入退院支援 看護局紹介 トップへ
地域と連携し、在宅療養支援へとつないでいきます
地域の人々の健康を支え、切れ目のない看護を提供し患者さんが「自分らしく生きる」ことができるように支援します。
入退院サポートセンター
入退院サポートセンターでは、予定入院される患者さんへ、治療や検査を安心して受けていただくために、中止薬を含めた説明や、入院後の療養生活がイメージできるようにオリエンテーションを行います。また、入院後に医療や看護がスムーズに提供されるように、入院前の患者さんの日常生活の状態や社会資源の活用状況等を事前に伺っています。
そして、退院後の状況や生活を見据えて、早期に支援が必要と思われる患者さんには、入院前より関係施設やケアマネジャー等へ連絡して退院支援をはじめるなど、在宅まで切れ目のない看護が提供できるように心がけています。
退院前・退院後訪問
医療制度の変化に伴い、病気やけがの治療を病院だけで行う「病院完結型」ではなく、住み慣れた地域で自分らしく生活しながら治療を継続する「地域完結型」が推奨されています。しかし、患者さん自身で傷の手当など行いながらご自宅で療養することに不安がある方は少なくありません。そこで、退院後も不安なく自宅で自分らしい生活を送りたいと希望する患者さんやご家族のために、2018年5月より、病棟看護師が患者さんのご自宅を訪問し療養支援を行う「退院前・退院後訪問」を行っています。
「退院前・退院後訪問」を担当する看護師は、退院支援リンクナース、あるいはクリニカルラダーⅢ以上かつ看護協会または地域主催の退院支援・訪問看護に関する研修を受講し退院支援委員会で認定された看護師です。
病棟看護師が、ご自宅へ伺い、在宅での不安を抱える患者さんやご家族の思いを聴き、セルフケアへの支援をさせていただくことで、患者さんは安心して在宅療養を継続することができます。 入院時から退院後の生活を見据えて、多職種でのカンファレンスを行い、 地域の中で患者さんが望む生活が送れるようにするには何が必要なのかを常に考えるようにこころがけています。
退院前・退院後 訪問看護師