ロボット支援手術といっても、ロボットが独自に手術を行うわけではありません。“ロボット支援”という名の通り、ダビンチという手術用ロボットが腹腔鏡手術の支援をします。 内視鏡カメラとアームを患部に挿入し、執刀する医師はロボット操作用の台であるコンソールから、3Dモニターを見ながら遠隔操作で装置を動かすと、その手の動きがロボットに伝わり、手術器具が連動して患者さんに触れることなく手術を行います。 また、サポートする医師や看護師は、モニターを見ながら手術を行います。 当院ではこれまで、肺がんや縦隔腫瘍の患者さんに対して、身体への負担を小さくするために内視鏡手術を行なってきました。そして2018年3月からは手術支援ロボット「ダビンチ」を使用した内視鏡手術を開始し、さらに複雑で精密な手術手技が可能となりました。当院のダビンチは「Xi」という最新型であり、すでに泌尿器手術で数多くの実績があります。このダビンチXiを使用することで、肺がん、縦隔腫瘍の患者さんに対し、これまで以上に身体に優しく、より精密な手術を提供できればと考えています。 ロボット支援手術を希望される方、詳細を知りたい方は患者支援センターまでご連絡ください。