連携プログラム外科- 心臓血管外科
更新日:心臓血管外科専攻医をめざしている皆さんへ
当科は2015年新病院への移転に伴ってハイブリッド手術室を完備し開設となりました。循環器内科との緊密な連携の下、心筋梗塞・狭心症などの冠動脈疾患や弁膜症などの心臓手術と、胸部大動脈瘤や急性大動脈解離、腹部大動脈瘤などの大動脈疾患や末梢血管の手術を行っています。
心臓血管外科部長
岩田 圭司
主な対象疾患
虚血性心疾患
狭心症・心筋梗塞などの冠動脈疾患に対しては人工心肺装置を用いた心拍動下冠動脈バイパス術を第一選択にしています。また心筋梗塞に合併する心室中隔穿孔、左室破裂、僧帽弁乳頭筋断裂に対する緊急手術にも対応しています。
弁膜症
僧帽弁閉鎖不全症に対しては僧帽弁形成術を積極的に行っています。大動脈弁疾患では人工弁置換術が主となります。また心房細動に対しては積極的にMaze手術を行っています。
大動脈疾患
胸部、腹部の真性大動脈瘤や慢性解離性大動脈瘤に対する人工血管置換術や大動脈瘤破裂や急性大動脈解離に対する緊急手術にも対応しています。またステントグラフト治療も積極的に行っています。
末梢血管疾患
閉塞性動脈硬化症に対し人工血管もしくは自家静脈を用いたバイパス術を行っています。
研修プログラムの概要
当院は心臓血管外科専門医認定機構により基幹施設の認定を受けています。また当院心臓血管外科は大阪大学医学部外科を基幹病院とした専門研修プログラムの主要な研修関連施設として機能しており当院はこのプログラムの連携施設となっています。このため当院の心臓血管外科を志望される方は、大阪大学医学部外科を基幹病院とした専門研修プログラムに応募していただくことになります。
詳細は大阪大学専門研修プログラム(心臓血管外科専門医コース)のホームページをご確認ください。