連携プログラム放射線診断科
更新日:堺市立総合医療センター放射線診断科は画像診断、Interventional Radiology(IVR)の業務を行っています。
当院での診療業務において放射線診断科は重要な役割を担い、各科との緊密な連携のもとに日常診療に携わっています。各科との検討会も行われています。
当院は堺市の中核病院です。非常に症例が多く多忙ですが、多彩な症例を経験でき、臨床放射線科医としての修練に適した施設です。日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関と日本IVR学会専門医修練施設に認定されており、専門医資格のための修練が可能です。また、診療や教育などの面で大阪大学医学部放射線医学教室と密接な連携をとっています。
各種学会認定施設
- 日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関
- 日本IVR学会専門医修練施設
研修目標・内容
すべての放射線科診断業務に早期より関わり、画像診断、IVRにおける実践力を養います。
研修内容
- CT読影、MRI読影、核医学読影など
- 各種IVR
指導体制
スタッフ(令和4年4月現在)
- 常勤医 5名(放射線診断専門医4名、放射線専門医1名、IVR専門医2名です。)
- 後期研修医 1名
設備
- CT:64列マルチ検出器 3台
- MRI:1.5テスラ高磁場 2台
- 血管造影装置 2台
- ハイブリッドOR 2台
- SPECT-CT 1台
- 他、X線診断装置各種
専門研修終了後の進路
個人の希望を最優先しています。当科は大阪大学医学部放射線医学教室と診療、教育の面で密接な連携をとっており、大阪大学医学部附属病院もしくはその関連施設での勤務が可能です。他病院への異動、他大学での研究、他科での研修などの希望があれば可能な限り支援します。
指導医からのメッセージ
画像診断は一見地味ですが、患者の診療に重要な役割を果たしています。
私たち画像診断医は画像を通して患者を診察し、その所見を書くことにより主治医の力強いパートナーになることができます。画像診断は日々進歩しており、以前と比較して大変論理的になっています。時間をかけてコツコツ勉強することにより、自分の成長を実感できます。じっくり考えることが好きな後期研修医に画像診断医を目指して欲しいです。
IVRのニーズは年々増加しており、多くの診療科との連携のもと、臓器横断的な治療を行っています。若手医師の育成においては、進歩する医療の知識を身につけ、技術の向上のために日々研鑽していくことで、より多くの患者さんを救う医師を目指して、共に頑張っていきましょう。