連携プログラム整形外科
更新日:当院は大阪大学整形外科卒後専門研修プログラムに参加しています。
当院で専門研修を希望される先生は、大阪大学整形外科卒後研修プログラムに参加していただく必要があります。詳しくは大阪大学整形外科に問い合わせください。
大阪大学整形外科同窓会(E-mail:dousoukai@ort.med.osaka-u.ac.jp)
卒後研修担当(E-mail:sotsugo@ort.med.osaka-u.ac.jp)
各種学会認定施設
- 日本整形外科学会認定研修施設
- 日本リウマチ学会教育施設
- 日本リハビリテーション医学会研修施設
研修目標・内容
大阪大学整形外科は、大阪市内、府下の大きな病院を中心に50施設以上の関連病院を持っています。大学には腫瘍、脊椎、股関節、膝関節、肩関節、手・上肢、スポーツ、リウマチ、小児整形の9つの専門臨床チームがあり、大きな関連病院ではほぼ同じ専門分野に分かれて診療を行っています。腫瘍、小児整形の専門がない病院もあります。こうした大阪大学整形外科の関連病院の中で、当院は救命救急センターと連携した重症四肢外傷に取り組んでいる数少ない病院の一つです。他には大阪府立急性期・総合医療センターも四肢外傷センターを設立して、救急科、形成外科、整形外科が共同して治療に当たっています。外傷の治療に興味がある先生は、大阪大学整形外科卒後研修プログラムを通じて、当院での研修の希望を伝えてください。また2021年度から日本リハビリテーション医学会研修施設に認定されました。当院は救命救急センターを主体としておりますので、リハビリテーション治療も手術直後、発症直後の超急性期からの介入を主体としており、回復期リハビリテーション病棟等では経験できないリハビリテーション治療の研修が可能です。
指導体制
毎週月曜日に外傷、骨折カンファレンス、毎週木曜日に整形外科カンファレンスを行い、症例の手術計画から術後評価を通じて、整形外科の基礎から学んでいただく体制となっています。また救急外傷については、予定手術ではなく、緊急手術が多いため、on the job training として対応しています。専攻医の先生の受け持ち症例は週に1回以上経過の報告を求めています。
また、毎週金曜日に論文抄読会を行い、最新の論文を読んで、発表することで知識を深めています。
学会活動としては、中部整形・災害外科学会、骨折治療学会、大阪骨折研究会他で発表し、またその内容を論文化してもらうようにしています。
リハビリテーション科は脳神経内科、脳神経外科、呼吸器内科、循環器内科等とカンファレンス通じて、密に連携しており、外傷以外の疾患の急性期のリハビリテーション治療を研修します。
専門研修終了後の進路
当院での研修は通常1年で終了し、大阪大学整形外科卒後専門研修プログラムに沿って、別の病院での研修となります。
専門研修の3~4年目に大学病院での研修があり、4年目以降は腫瘍、脊椎、股関節、膝関節、肩関節、手・上肢、スポーツ、リウマチ、小児整形から自分で選択した専門分野を極められるように研修を続けるか、大学院への進学になります。
指導医からのメッセージ
大阪大学整形外科の関連病院の中で数少ない救命救急センターと一体化した研修ができる病院ですので、外傷に興味がある先生は是非、後期研修の一つの病院として考えてみてください。