連携プログラム麻酔科
更新日:麻酔科学会では専門医機構に先駆けて、平成27年度よりプログラム登録による専門医取得制度が開始となっています。
平成27年度以降に後期研修を開始し(平成25年度以降に初期研修を開始)、麻酔科専門医取得を目指す医師は必ずいずれかの研修プログラムに参加・登録しなければなりません。当院麻酔科では、滋賀医科大学麻酔学講座と連携し麻酔科専門医プログラムを構築しています。基本的には当院での研修期間は上限を3年とし、滋賀医科大学にて1年間、心臓血管外科や特殊疾患の麻酔を研修していただきます。
各種学会認定施設
- 麻酔科学会認定病院
研修目標・内容
麻酔科学会の定める研修規定に以下の麻酔経験規定数が明確に定められています。
- 心臓血管外科
- 胸部外科
- 小児症例
- 開頭手術
- 帝王切開手術
当院での3年間の研修ですべての項目が達成可能です。御希望にあわせて小児病院、帝王切開や区域麻酔症例の多い病院等をプログラムへ組み込むことも可能です。
指導体制
- 麻酔科指導医 1名
- 麻酔科専門医 3名
- 経食道心エコー認定医 2名
専門研修終了後の進路
専門研修終了後の進路に一切の制限はありません。
大学院進学、集中治療専門医、ペインクリニック専門医を目指す先生は、研修中から可能な限りサポートいたします。
当院関連病院以外への進路も、サポートいたします。
指導医からのメッセージ
麻酔科医が術中(とくに全身麻酔)管理をせずに手術を施行し、患者が不利益を被るということが許されない時代となっています。麻酔科を志す若い医師は、研鑽をつみ麻酔科専門医・指導医となり安全、快適な周術期を提供できるように頑張っていただきたいと考えています。