臨床指標診療記録
更新日：診療記録に関する指標
放射線治療に関する同意書作成の割合【プロセス指標】
定義・計算方法
項目の説明
放射線治療に際して、十分な説明に基づく同意を得た上で治療をしていること（インフォームド・コンセント）を表しています。
放射線科医がCT・MRI・核医学検査の読影レポート作成を翌診療日までに終えた割合【プロセス指標】
定義・計算方法
項目の説明
高度な画像診断をより早く、より正確に行っていることが、高度な医療を提供する病院の基盤です。そのため、放射線科医による読影レポートが翌営業日までになされた率を指標とします。この算式は画像診断管理加算2の算定条件（80%以上）となっているところですが、その基準達成に満足せず、より高い実施率を評価するものです。CT・MRIでは、病巣の質的診断に加え、病勢の経過、治療効果判定、悪性腫瘍の臨床病期・再発評価等、多岐に渡る情報が求められており、実施率がより高いことが望まれます。特に、CT・MRIが放射線科医の管理の下に適切に行われていることを示す指標でもあります。
